文献詳細
今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点
CQ004-1(改訂)
文献概要
●妊娠したらなるべく早期にVTEリスクの評価を行い,予防法が必要な妊婦ではできるだけ早くからそれを開始する.
●何らかのリスク因子を有する妊婦では理学的予防法を行い,リスク分類の基準を考慮して妊娠中の抗凝固療法を行うかどうかを決定する.
●分娩に際しての未分画ヘパリンの中止については,ヘパリンの投与法,分娩様式に応じてタイミングを決定する.
●何らかのリスク因子を有する妊婦では理学的予防法を行い,リスク分類の基準を考慮して妊娠中の抗凝固療法を行うかどうかを決定する.
●分娩に際しての未分画ヘパリンの中止については,ヘパリンの投与法,分娩様式に応じてタイミングを決定する.
参考文献
1)Blanco-Molina A, et al : Venous thromboembolism during pregnancy or postpartum : findings from the RIETE Registry. Thromb Haemost 97 : 186─190, 2007
2)濱崎直孝 : アジア人特有な血栓性素因の研究.長崎国際大学論叢8 : 275─281, 2008
掲載誌情報