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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科71巻8号

2017年08月発行

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

CQ004-1(改訂)

妊娠中の静脈血栓塞栓症(VTE)の予防は?

著者: 永松健1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院女性診療科・産科

ページ範囲:P.700 - P.703

文献概要

●妊娠したらなるべく早期にVTEリスクの評価を行い,予防法が必要な妊婦ではできるだけ早くからそれを開始する.

●何らかのリスク因子を有する妊婦では理学的予防法を行い,リスク分類の基準を考慮して妊娠中の抗凝固療法を行うかどうかを決定する.

●分娩に際しての未分画ヘパリンの中止については,ヘパリンの投与法,分娩様式に応じてタイミングを決定する.

参考文献

1)Blanco-Molina A, et al : Venous thromboembolism during pregnancy or postpartum : findings from the RIETE Registry. Thromb Haemost 97 : 186─190, 2007
2)濱崎直孝 : アジア人特有な血栓性素因の研究.長崎国際大学論叢8 : 275─281, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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