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今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点 CQ504(改訂)
妊娠中に発見された付属器腫瘤の取り扱いは?
著者: 小谷友美1
所属機関: 1名古屋大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.749 - P.752
文献購入ページに移動●ルテイン囊胞,黄体化過剰反応などの妊娠特有の病態を除いて,原則的に非妊娠時の対応に準じて管理する.
●保存的管理を選択する場合には,そのデメリットも説明しておく.
●管理法の決定にあたっては,関連する他のガイドラインの最新版も参照する.
●保存的管理を選択する場合には,そのデメリットも説明しておく.
●管理法の決定にあたっては,関連する他のガイドラインの最新版も参照する.
参考文献
1)日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会(編集・監修) : 産婦人科診療ガイドライン─婦人科外来編 2017.日本産科婦人科学会,2017
2)Leiserowitz GS : Managing ovarian masses during pregnancy. Obstet Gynecol Surv 61 : 463─470, 2006
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