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今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線 早産の予防 : 薬物療法
Q. 早産予防における塩酸リトドリンの長期投与の有効性と副作用は?
著者: 兵藤博信1
所属機関: 1東京都立墨東病院産婦人科
ページ範囲:P.341 - P.346
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長期投与の有効性は,臨床的には認められますが薬理的には不明で,1例1例,そのときそのときで異なる可能性があります.一方,副作用は,効果に随伴して起こるもので,日本では「許容」されがちなところ,欧米では使用されなくなっており,軽視は決してできません.
長期投与の有効性は,臨床的には認められますが薬理的には不明で,1例1例,そのときそのときで異なる可能性があります.一方,副作用は,効果に随伴して起こるもので,日本では「許容」されがちなところ,欧米では使用されなくなっており,軽視は決してできません.
参考文献
1)医薬品添付文書.ウテメリン注50mg,2013年1月改訂(第9版)
2)坂元正一,他 : 切迫早産に対する塩酸リトドリン点滴静注の臨床評価 多施設二重盲検法による検討.医学のあゆみ133 : 558─571, 1985
3)Haas DM, et al : Tocolytic therapy a meta-analysis and decision analysis. Obstet Gynecol 113 : 585─594, 2009
4)Neilson JP, et al : Betamimetics for inhibiting preterm labour. Cochrane Database Syst Rev(2) : CD004352, 2014
5)医薬品添付文書.ウテメリン錠5mg,2011年10月改訂(第6版)
6)Restrictions on use of short-acting beta-agonists in obstetric indications-CMDh endorses PRAC recommendation. http://www.ema.europa.eu/docs/en_GB/document_library/Referrals_document/Short-acting_beta-agonists/Position_provided_by_CMDh/WC500153129.pdf
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