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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科72巻3号

2018年04月発行

文献概要

連載 Obstetric News

妊婦の梅毒

著者: 武久徹1

所属機関: 1武久レディースクリニック

ページ範囲:P.394 - P.395

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梅毒の疫学と病態

 ペニシリンの登場後,梅毒の頻度は1940年代に急激に減少した.この減少は,母体梅毒頻度が着実に増加し始めた2004年まで続いた.2013年に米国で報告された梅毒の症例は56,471例以上であり,これは10万人あたり18症例に相当する.梅毒は全身性感染症で,原因はスピロヘータの一種であるトレポネーマ・パリダム(Treponema pallidum)の感染である.

 妊婦の梅毒の危険因子には不正薬物乱用,健康管理不足,アフリカ系米国人,分娩前管理指示遵守不良などがある.

参考文献

ACOG PROLOG.Patient Management in the Office,7版,#7, 2017年

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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