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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科72巻4号

2018年04月発行

文献概要

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック! 【疾患編1】思春期・月経異常 《性・性活動》

月経周期調節

著者: 安達知子1

所属機関: 1母子愛育会総合母子保健センター愛育病院

ページ範囲:P.97 - P.103

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外来管理のポイント
❖月経周期異常を治療する目的では,Kaufmann治療やHolmstrom治療を中心に行うが,低用量エストロゲン・プロゲスチン(EP)配合薬を用いることもある.
❖大切なイベントと月経周期の不調な時期を重ねないようにする目的では,基本的に月経を前方,あるいは後方へ移動するが,中用量EP配合薬を自費診療で用いることが多い.
❖月経困難症などの症状軽減を目的とする場合は,低用量EP配合薬を用いるが,ホルモン剤の連続投与を行うことにより月経回数を減少させることもできる.

参考文献

1)日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会(編集・監修) : 産婦人科診療ガイドライン─婦人科外来編2017.pp138─144,pp151─160,pp224─229,pp234─240,日本産科婦人科学会,2017
2)日本産科婦人科学会(編集・監修) : OC/LEPガイドライン2015年度版.日本産科婦人科学会,2015
3)安達知子 : 若年女性の月経異常.HORM FRONT GYNECOL 24 : 265─272, 2017
4)日本産婦人科医会(監修) : 月経移動 研修ノート94.産婦人科外来での鑑別診断の手順と薬物療法.pp64,日本産婦人科医会,2015
5)PDFヤーズフレックス配合錠(添付文書) http://pharma-navi.bayer.jp/scripts/components/omrSync/pdf.php/161219_FLX_D1_tenbun.pdf?id=1d06aef6925327ddea73eb2b7a51d4ca2

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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