icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科72巻4号

2018年04月発行

文献概要

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック! 【疾患編2】不妊・不育 《不妊の検査》

子宮鏡検査

著者: 升田博隆1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.121 - P.124

文献購入ページに移動
検査のポイント
❖子宮鏡検査施行前には骨盤内感染を否定し避妊期間を確認すること,検査は月経周期上の適切な時期に施行することが重要である.
❖子宮腔内の病変の鑑別には,子宮鏡検査だけに頼らず,細胞診,超音波,MRIなども併せた複合的診断が必要である.
❖軟性子宮鏡,硬性子宮鏡それぞれの利点と欠点を知り,使用方法や操作方法の違いも理解したうえで使い分ける.

参考文献

1)Umranikar S, et al : BSGE/ESGE guideline on management of fluid distension media in operative hysteroscopy. Gynecol Surg 13 : 289─303, 2016
2)升田博隆 : 良性子宮病変の画像診断とその妊孕性への影響は? 臨婦産71 : 5, 2017
3)Salazar CA, et al : Office operative hysteroscopy : an update. J Minim Invasive Gynecol, 2017[Epub ahead of print]PMID : 28803811
4)Bettocchi S : New era of office hysteroscopy. J Am Assoc Gynecol Laparosc 3(4, Supplement) : S4, 1996

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?