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増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック! 【疾患編2】不妊・不育 《一般不妊治療》
ゴナドトロピン療法
著者: 木田尚子1 松本みお1 岡田英孝1
所属機関: 1関西医科大学産科学婦人科学講座
ページ範囲:P.140 - P.144
文献購入ページに移動❖ゴナドトロピン療法とは,FSH作用を有する製剤で卵胞発育を促し,LH作用をもつhCGで排卵を惹起させる強力な排卵誘発法である.
❖ゴナドトロピン療法は,多胎妊娠や卵巣過剰刺激症候群などの副作用に注意が必要である.
❖遺伝子組み換え技術の進歩により,rec FSH製剤やrec hCG製剤が開発され,患者の通院負担の軽減が可能となった.また,海外では長時間作用型のFSH製剤が臨床応用されており,投与回数を減少できるという特徴がある.
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