文献詳細
増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!
【疾患編3】周産期 《周産期疾患》
文献概要
外来管理のポイント
❖分娩直後に異常がなくても,産後1か月までの出血と感染徴候・発熱には要注意.おかしいなと感じたら早めに来院するよう指導する.
❖退院時診察や産後健診では積極的に超音波を併用する.経験的に内診のみで行われることも多い産後診察だが,産婦健診補助の拡大で医療行為へのコスト面の裏付けができた.
❖子宮収縮薬の投与のほか,抗菌薬も考慮されるが,使用するなら組織移行性のよいものを勧める.
❖分娩直後に異常がなくても,産後1か月までの出血と感染徴候・発熱には要注意.おかしいなと感じたら早めに来院するよう指導する.
❖退院時診察や産後健診では積極的に超音波を併用する.経験的に内診のみで行われることも多い産後診察だが,産婦健診補助の拡大で医療行為へのコスト面の裏付けができた.
❖子宮収縮薬の投与のほか,抗菌薬も考慮されるが,使用するなら組織移行性のよいものを勧める.
参考文献
1)日本産科婦人科学会(編集・監修) : 産婦人科研修の必修知識2016─2018.日本産科婦人科学会,2016
2)鈴木一有,他 : 胎盤ポリープの取り扱い.周産期医学46 : 361─363, 2016
3)Mackeen AD, et al : Antibiotic regimens for postpartum endometritis. Cochrane Database Syst Rev. 2015(2): CD001067, 2015
掲載誌情報