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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科72巻4号

2018年04月発行

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

【疾患編3】周産期 《周産期疾患》

子宮復古不全

著者: 成瀬勝彦1

所属機関: 1聖バルナバ病院

ページ範囲:P.242 - P.246

文献概要

外来管理のポイント
❖分娩直後に異常がなくても,産後1か月までの出血と感染徴候・発熱には要注意.おかしいなと感じたら早めに来院するよう指導する.
❖退院時診察や産後健診では積極的に超音波を併用する.経験的に内診のみで行われることも多い産後診察だが,産婦健診補助の拡大で医療行為へのコスト面の裏付けができた.
❖子宮収縮薬の投与のほか,抗菌薬も考慮されるが,使用するなら組織移行性のよいものを勧める.

参考文献

1)日本産科婦人科学会(編集・監修) : 産婦人科研修の必修知識2016─2018.日本産科婦人科学会,2016
2)鈴木一有,他 : 胎盤ポリープの取り扱い.周産期医学46 : 361─363, 2016
3)Mackeen AD, et al : Antibiotic regimens for postpartum endometritis. Cochrane Database Syst Rev. 2015(2): CD001067, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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