文献詳細
文献概要
増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック! 【疾患編6】良性婦人科疾患
子宮内膜症/子宮腺筋症
著者: 百枝幹雄1
所属機関: 1聖路加国際女性総合診療部
ページ範囲:P.398 - P.401
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❖妊孕性温存を希望する場合にはホルモン療法を優先するが,薬物療法では疼痛コントロール困難な場合や卵巣チョコレート囊胞が大きい場合には手術を行う.
❖特に妊孕性温存を目的とする場合には,術後再発予防のためのホルモン療法が望ましい.
❖卵巣チョコレート囊胞をフォローする場合には悪性化に注意して経過観察する.
❖妊孕性温存を希望する場合にはホルモン療法を優先するが,薬物療法では疼痛コントロール困難な場合や卵巣チョコレート囊胞が大きい場合には手術を行う.
❖特に妊孕性温存を目的とする場合には,術後再発予防のためのホルモン療法が望ましい.
❖卵巣チョコレート囊胞をフォローする場合には悪性化に注意して経過観察する.
参考文献
1)日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会(編) : 産婦人科診療ガイドライン─婦人科外来編2017.日本産科婦人科学会,2017
2)Corner GW Jr, et al : Ovarian carcinoma arising in endometriosis. Am J Obstet Gynecol 59 : 760─774, 1950
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