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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科72巻9号

2018年09月発行

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

総論

MRIとCTの使い分け

著者: 竹内麻由美1 松崎健司2

所属機関: 1徳島大学医学部放射線科 2徳島文理大学診療放射線学科

ページ範囲:P.834 - P.838

文献概要

●X線被曝がなく組織コントラストに優れるMRIは,婦人科疾患の質的診断や局所進展の評価に威力を発揮する.

●婦人科悪性疾患のリンパ節転移や腹腔内播種,遠隔転移の評価には,広範囲の撮像が可能な造影CTを用いる.

●現行の婦人科腫瘍の取扱い規約ではいずれも画像診断についての記載があり,子宮頸がんでは「腫瘍の進展度合いや腫瘍サイズの評価に用いても構わない」とされている.

参考文献

1)日本医学放射線学会(編) : 画像診断ガイドライン2016年版.金原出版,2016
2)日本産科婦人科学会,他(編) : 子宮頸癌取扱い規約 第3版.金原出版,2012
3)日本産科婦人科学会,他(編) : 子宮体癌取扱い規約 第3版.金原出版,2012
4)日本産科婦人科学会,他(編) : 卵巣腫瘍・卵管癌・腹膜癌取扱い規約 臨床編 第1版.金原出版,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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