文献詳細
今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方
部位別各論 : 卵巣
文献概要
●進行卵巣がんの初回治療をPDSとするかNAC+IDSとするかの判断は,肉眼的残存腫瘍を認めないcomplete surgeryの達成可否にかかっている.その判断を画像から行ううえで最も重要なポイントは,「播種の存在」である.
●読影重要ポイントは,造影CTによる上腹部(特に横隔膜)とMRI/T2強調像による骨盤部(特にダグラス窩)の「播種」である.
●読影重要ポイントは,造影CTによる上腹部(特に横隔膜)とMRI/T2強調像による骨盤部(特にダグラス窩)の「播種」である.
参考文献
1)Muallem MZ, et al : Diaphragmatic surgery in advanced ovarian, tubal and peritoneal cancer. A 7-year retrospective analysis of the tumor bank ovarian cancer network. Anticancer Res 36 : 4707─4713, 2016
掲載誌情報