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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科73巻10号

2019年10月発行

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

塞栓療法・焼灼療法

子宮内膜アブレーションと子宮内黄体ホルモン放出システムによる過多月経治療

著者: 谷口文紀1 原田省1

所属機関: 1鳥取大学医学部生殖機能医学分野

ページ範囲:P.990 - P.994

文献概要

●過多月経を有し,子宮温存を希望する患者には,マイクロ波子宮内膜アブレーションと子宮内黄体ホルモン放出システムは安全で有用な治療手段である.

●いずれの治療法も,単独では十分な治療効果が得られないこともあり,適応の限界については検討が必要である.

参考文献

1)金岡 靖,他 : 2.45GHzマイクロ波で行う子宮内膜アブレーション実施ガイドライン2008
2)Alabi C : Microwave endometrial ablation and pregnancies : case series. Arch Gynecol Obstet 279 : 901-903, 2009
3)太田郁子,他 : レボノルゲストレル徐放型子宮内避妊システム(LNG-IUS)の使用者満足度調査「TSQM-9日本語版による検討」.産と婦11 : 1437-1445, 2012
4)池淵 愛,他 : 子宮内膜アブレーションとレボノルゲストレル徐放型子宮内システムを用いた過多月経および月経困難症の治療.現代産婦人科66 : 229-233, 2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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