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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科73巻10号

2019年10月発行

文献概要

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで 手術手技のポイントと留意点

内視鏡手術のコツと合併症―出血,縫合不全,仮性動脈瘤など

著者: 安藤正明1 柳井しおり1 白根晃1 菅野潔1 坂手慎太郎1

所属機関: 1倉敷成人病センター

ページ範囲:P.1001 - P.1007

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●子宮全摘術を安全・確実に行うためには,骨盤解剖を理解し,尿管・膀胱・直腸を確実に剝離する技術が必要である.損傷の起こりやすい操作ステップを理解しておくとよい.

●ロボット手術では視野が狭く,触覚のない視野外の操作では臓器損傷が起こりうる.アームや鉗子の動きの制限があり,ロボット手術特有の問題点を理解するためには相応のトレーニングが必要である.

●筋腫核出術において,縫合時に緩みがなく創に均等な張力をかけられるバーブつき合成縫合糸は,手術時間を短縮し術後出血が減らすことが予想される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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