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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科73巻11号

2019年11月発行

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

産科手術関連手技

通常の帝王切開術

著者: 杉山隆1

所属機関: 1愛媛大学大学院医学系研究科産科婦人科学

ページ範囲:P.1070 - P.1074

文献概要

●帝王切開術は,産科医療の基本的な手術であり,通常の術式は理解のうえ,執刀医として完遂できることが望ましい.

●児と胎盤娩出後の筋層縫合は丁寧に行うことが肝要であり,その後の短期的のみならず長期的合併症と関連することに留意するべきである.

●早産時や,前置胎盤,さらには前置癒着胎盤が疑われる症例は,帝王切開術の“応用編”であり,また出血量が多い際は,適宜,圧迫縫合術などを行えるように,日頃よりシミュレーションすることが望ましい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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