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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科73巻11号

2019年11月発行

文献概要

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉 婦人科良性腫瘍の腹腔鏡下手術

腹腔鏡下子宮全摘術

著者: 羽田智則1 安藤正明2

所属機関: 1 2倉敷成人病センター

ページ範囲:P.1135 - P.1143

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●一つ一つの手技を言語化し,その目的・方法・注意点を意識する.

●傍子宮結合織処理には尿管の位置を「推測しなければならないグレーゾーン」があり,さらに尿管からどれだけ離れたらよいかという「安全を求めるグレーゾーン」がある.

●腟カップ(SecuFix)は初心者には有用な機器であり,特に傍子宮結合織処理に力を発揮する.

参考文献

1)藤井信吾 : 手術のコツー子宮筋腫,腹式単純子宮全摘術.日産婦会誌41 : N146-N149, 1989
2)武隈宗孝,他 : 膀胱子宮靭帯前層処理を行う前に膀胱尿管移行部尿管の露出は可能である.産婦手術29 : 39-44, 2018
3)安藤正明,他 : エキスパートに学ぶ子宮全摘術 当院における腹腔鏡下子宮全摘術 Total Laparoscopic Hysterectomy(TLH).産婦手術22 : 33-42, 2011
4)羽田智則,他 : 術式特異的な合併症とその対策total laparoscopic hysterectomy ; TLH. OGS NOW 20腹腔鏡・子宮鏡手術[応用編].pp106-117,メジカルビュー社,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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