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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科73巻12号

2019年12月発行

文献概要

今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤 Part2 : 注目の最新技術 【周産期】

胎児生体電気信号心拍数モニタリングシステムを用いた胎児不整脈診断

著者: 川瀧元良1 杉林里佳2 木村芳孝3

所属機関: 1神奈川県立こども医療センター新生児科 2国立成育医療研究センター胎児診療科 3東北大学産婦人科

ページ範囲:P.1188 - P.1198

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●心房心室収縮の回数やタイミングの情報しか得られない胎児エコーに比し,胎児心電図ではQRS波形が得られる.

●胎児心電図では長時間の連続記録が可能である.

●機器が安価であり,特別な検査室を必要としないことから,臨床応用するうえで有利な特徴を備えている.

参考文献

・木村芳孝 : 胎児心電図.産と婦10 : 1166-1170, 2016
・佐藤尚明 : 胎児機能評価の最前線.日周産期・新生児会誌50 : 50-53, 2014
・湊 敬廣,他 : 胎児心電図を用いた胎児状態評価―胎児心電図装置を用いた新たな胎児心拍数モニタリングの試み.臨婦産70 : 84-88, 2016
・野崎良寛,他 : 心磁図による胎児不整脈の出生前診断 : 心磁図による胎児不整脈診断の実際.Fetal Neonatal Med 9 : 68-72, 2017
・三好剛一,他 : 心磁図による胎児不整脈の出生前診断 : 周産期管理における胎児心磁図の役割.Fetal Neonatal Med 9 : 64-67, 2017
・湊 敬廣,他 : 胎児診断 : 母体腹壁誘導胎児心電図.周産期医学47 : 489-493, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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