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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科73巻4号

2019年04月発行

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

Ⅰ.救急外来・当直に備えた心構え

母体搬送をする・受ける際のポイント

著者: 金川武司1 光田信明1

所属機関: 1大阪府立病院機構大阪母子医療センター産科

ページ範囲:P.20 - P.24

文献概要

Point

■母体搬送をする際は,まず緊急度を判断し,依頼の際に「搬送依頼であること」と「緊急度」を最初に伝える.

■母体搬送の依頼があった際には,まず緊急度と受け入れ可否に必要な情報のみを聞き,対応スピードと受け入れ可否を決める.

■母体救命にかかわる搬送を受ける際は,初療を救命センターで救急科医と行うことができるような院内システムを構築する.

参考文献

1)日本救急医学会(編): 改訂第5版外傷初期診療ガイドラインJATEC.p25,へるす出版,2016
2)Martin SR : Inter-facility maternal transport. UpToDate : 2018
3)Kanagawa T, et al : Need for annual survey of severe maternal morbidity : The Osaka action agenda. J Obstet Gynaecol Res 42 : 906, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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