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増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル Ⅱ.婦人科編 救急/時間外での対応法
腟異物/性器外傷・出血
著者: 中林章1
所属機関: 1東京女子医科大学産婦人科
ページ範囲:P.92 - P.94
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「腟の中に入れたものが取れません」
「陰部が傷ついて出血しています」
このような問い合わせにときどき遭遇する.前者は「腟異物」,後者は「性器外傷・出血」であり,本稿ではその対応につき述べていく.
「腟の中に入れたものが取れません」
「陰部が傷ついて出血しています」
このような問い合わせにときどき遭遇する.前者は「腟異物」,後者は「性器外傷・出血」であり,本稿ではその対応につき述べていく.
参考文献
1)岩川眞由美,他 : 診断までに1年半を要した腟内異物の5歳女児例.日小外会誌33 : 765-769, 1997
2)坂本真裕子,他 : 腟内異物による大量出血によりショック状態を呈した1例.日産婦関東連会報43 : 335-335, 2006
3)下屋浩一郎,他 : 当院における性暴力被害者の診察の現況と問題点.日産婦関東連会報53 : 865-869, 2001
4)中澤 毅,他 : 外傷性腟壁裂傷41例の検討.沖縄産婦会誌38 : 55-61, 2016
5)水谷郷一,他 : 性交により発生した外陰部血腫の1例.日臨外医会誌50 : 2485-2487, 1989
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