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増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル Ⅱ.婦人科編 オンコロジック・エマージェンシーへの対応法
間質性肺炎
著者: 少路誠一1
所属機関: 1大阪市立総合医療センター呼吸器内科
ページ範囲:P.152 - P.156
文献購入ページに移動当直医へのコール
◉婦人科オンコロジック・エマージェンシーで,最終的に間質性肺炎と診断される症例が病棟や救急外来から当直医にコールされるのは,乾性咳嗽や呼吸困難が次第に増強するという状況が多い.
◉感染による肺炎とは違い,発熱や喀痰はあまりみられない点が鑑別に有用である.
◉症状出現からの経過(数日〜1週間程度で次第に増強しているのかそれ以前からあるのか)と呼吸状態(呼吸数,SpO2)により対応を判断する.
◉婦人科オンコロジック・エマージェンシーで,最終的に間質性肺炎と診断される症例が病棟や救急外来から当直医にコールされるのは,乾性咳嗽や呼吸困難が次第に増強するという状況が多い.
◉感染による肺炎とは違い,発熱や喀痰はあまりみられない点が鑑別に有用である.
◉症状出現からの経過(数日〜1週間程度で次第に増強しているのかそれ以前からあるのか)と呼吸状態(呼吸数,SpO2)により対応を判断する.
参考文献
1)日本呼吸器学会薬剤性肺障害の診断・治療の手引き作成委員会(編) : 薬剤性肺障害の診断・治療の手引き.メディカルレビュー社,2012
2)日本婦人科腫瘍学会(編) : 子宮頸癌治療ガイドライン2017年版.金原出版,2017
3)日本婦人科腫瘍学会(編) : 子宮体がん治療ガイドライン2013年版.金原出版,2013
4)日本婦人科腫瘍学会(編) : 卵巣がん治療ガイドライン2015年版.金原出版,2015
5)免疫チェックポイント阻害剤適正使用マニュアル,第1刷.大阪市立総合医療センター,2017年11月
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