文献詳細
増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル
Ⅲ.産科編 周産期救急疾患への初期対応
文献概要
当直医へのコール
◉警告出血はいずれのタイプの前置胎盤にも起こり,事前に予測することは不可能である.
◉前置胎盤の警告出血でコールされた場合は,出血量の把握,母体の全身状態の把握を行う.
◉前置胎盤は,少量であっても一度出血をすると,再出血のリスク,緊急帝王切開のリスクが高くなるため,警告出血がみられた場合は入院管理が必要である.
◉警告出血はいずれのタイプの前置胎盤にも起こり,事前に予測することは不可能である.
◉前置胎盤の警告出血でコールされた場合は,出血量の把握,母体の全身状態の把握を行う.
◉前置胎盤は,少量であっても一度出血をすると,再出血のリスク,緊急帝王切開のリスクが高くなるため,警告出血がみられた場合は入院管理が必要である.
参考文献
1)日本産科婦人科学会(編) : 産科婦人科用語集・用語解説集,改訂第4版.p203,金原出版,2018
2)Guleria K, et al : Abnormally invasive placenta : changing trends in diagnosis and management. Acta Obstet Gynecol Scand 92 : 461-464, 2013
3)Ananth CV, et al : Placental abruption and its association with hypertension and prolonged rupture of membranes : a methodologic review and meta-analysis. Obstet Gynecol 88 : 309-318, 1996
4)Hasegawa J, et al : Can ultrasonography of the placenta previa predict antenatal bleeding? J Clin Ultrasound 39 : 458-462, 2011
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