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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科73巻4号

2019年04月発行

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

Ⅲ.産科編 分娩当直での緊急対応

子宮内反症

著者: 鈴木研資1 入山高行1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院産婦人科

ページ範囲:P.257 - P.260

文献概要

当直医へのコール
◉分娩直後から患者が腹部の激痛を訴えている.
◉分娩第3期または胎盤娩出後に腟内に異常な腫瘤状のものを触れる.経験に乏しい場合には「大きな胎盤が出た」「胎盤がもう1つ出てきた」「子宮筋腫や腫瘍が出てきた」などと感じることがある.
◉分娩直後から大量出血を認め,子宮収縮を確認しようと子宮底を触診しても,子宮底を触れない,もしくは子宮底が著しく下降している.

参考文献

・岡本愛光(監修): 子宮内反症.ウィリアムス産科学,原著24版.pp947-950.南山堂,2015
・武谷雄二,他(監修): 子宮内反.プリンシプル産科婦人科学,産科編.pp576-580.メジカルビュー社,2014
・日本産婦人科医会医療安全員会 : 母体安全への提言2011 Vol.2.母体安全への提言2011第3報,2011
・江口勝雄 : 子宮内反症.臨婦産67 : 119-121, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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