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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科73巻4号

2019年04月発行

文献概要

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル Ⅲ.産科編 妊産褥婦の合併疾患への対処法 消化器疾患

食中毒

著者: 松岡隆1 関沢明彦1

所属機関: 1昭和大学医学部産婦人科学講座

ページ範囲:P.288 - P.293

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当直医へのコール

 食中毒が疑われる,または最終的に食中毒と診断される妊産褥婦が救急外来から産婦人科医にコールされるのは,以下のような場合が考えられる.
◉嘔気嘔吐・下痢などの消化器症状を訴える妊婦
◉発熱や腹痛を訴える妊婦
◉特に症状はないが,感染源となるような食品を摂取した場合

参考文献

1)日本医療機能評価機構 産科医療補償制度 再発防止委員会 : 第3回産科医療補償制度再発防止に関する報告書〜産科医療の質の向上に向けて〜.2013年5月
2)平成29年食中毒発生状況の概要について.厚生労働省医薬・生活衛生局食品監視安全課,2018年7月
3)松岡 隆,他 : 産科からみた周産期感染症 妊婦のリステリラ感染症.周産期医学44(増) : 107-110, 2014
4)FAO/WHO : ln risk assessment of Listeria monocytogenes in ready to eat foods? Technical report. Microbiological Risk Assessment Series 5. FAO/wnO, 2004
5)Lamont RF, et al : Listeriosis in human pregnancy : a systematic review. J Perinat Med 39 : 227-236, 2011
6)Matok I, et al : The safety of metoclopramide use in the first trimester of pregnancy. N Engl J Med 360 : 2528-2535, 2009
7)Gelfand MS : Treatment, prognosis, and prevention of Listeria monocytogenes infection. UpToDate®, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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