文献詳細
増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル
Ⅳ.蘇生法・救急対処法
文献概要
Point
■日本版救急蘇生ガイドライン2015に準拠した日本周産期・新生児医学会公認の講習会が行われているので,これを受講し認定を受けることで最低限の蘇生法の知識・技術の修得が可能となっている.
■蘇生処置を必要とする正期産児は15%いるが,蘇生の初期処置およびマスクとバッグによる人工呼吸で多くは救命可能である.
■アルゴリズムに従って人工呼吸が必要と判断したら,出生から60秒以内に人工呼吸を開始する.30秒後の評価は,手技が適切に行われていなければ評価せず,正しい手技を30秒間行った場合にのみ評価する.
■日本版救急蘇生ガイドライン2015に準拠した日本周産期・新生児医学会公認の講習会が行われているので,これを受講し認定を受けることで最低限の蘇生法の知識・技術の修得が可能となっている.
■蘇生処置を必要とする正期産児は15%いるが,蘇生の初期処置およびマスクとバッグによる人工呼吸で多くは救命可能である.
■アルゴリズムに従って人工呼吸が必要と判断したら,出生から60秒以内に人工呼吸を開始する.30秒後の評価は,手技が適切に行われていなければ評価せず,正しい手技を30秒間行った場合にのみ評価する.
参考文献
1)日本周産期・新生児学会 : 新生児蘇生法普及事業ホームページ.http://www.ncpr.jp(2018年11月26日参照)
2)細野茂春(監修) : 日本版救急蘇生ガイドライン2015に基づいた新生児蘇生テキスト,第3版.メジカルビュー社,2016
3)2015アルゴリズム図.http://www.ncpr.jp/guideline_update/pdf/2015algorithm.pdf(2018年11月26日参照)
掲載誌情報