文献詳細
連載 Obstetric News
文献概要
満期での陣痛発来前破水(PROM)をただちに遂娩した場合と待機管理した場合で比較したメタ分析で,陣痛誘発は分娩時間の短縮と,絨毛膜羊膜炎,子宮内膜炎,およびNICUの収容率を上昇させずに帝王切開または器械的経腟分娩を減少させることが報告されている.
待機管理に比べ,陣痛誘発による有益な効果があることから,妊娠37週0日以降のPROM妊婦では,自然陣痛が発来しない場合,一般的にはオキシトシン点滴で陣痛誘発をすべきである.陣痛誘発方法には,オキシトシン,卵膜剝離,人工破膜,乳頭刺激,プロスタグランジンEアナログがある.
待機管理に比べ,陣痛誘発による有益な効果があることから,妊娠37週0日以降のPROM妊婦では,自然陣痛が発来しない場合,一般的にはオキシトシン点滴で陣痛誘発をすべきである.陣痛誘発方法には,オキシトシン,卵膜剝離,人工破膜,乳頭刺激,プロスタグランジンEアナログがある.
参考文献
ACOG PROLOG, Obstetrics第8版,#64, 2018年
掲載誌情報