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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科73巻7号

2019年07月発行

連載 Obstetric News

誘発分娩を考える(7)―潜伏期

著者: 武久徹1

所属機関: 1武久レディースクリニック

ページ範囲:P.698 - P.698

文献概要

 1996年以来,米国における帝王切開分娩は著しく増加している.総帝王切開分娩率は米国の地域によって異なるが,現時点では1/3が帝王切開で分娩している.初回帝王切開の最もよくある適応は分娩進行停止,胎児心拍数記録異常,胎位異常,巨大児の疑い,そして多胎妊娠である.

 分娩進行停止は最多適応の1つであるため,色々な分娩進行段階で,より正確に異常を診断するための努力がされてきた.1950年代にコロンビア大学のFriedmanの研究に基づいて,分娩第1期は潜伏期と活動期に分けられている.

参考文献

ACOG PROLOG,Obstetrics,第8版,#61, 2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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