文献詳細
連載 Obstetric News
文献概要
帝王切開は米国において最多の大手術であり,毎年約100万例に達する.妊娠の約1/3は,米国では帝王切開で出産している.その原因は,帝王切開後の経腟試験分娩(VBAC)減少,母体(と家族)の希望,ハイリスク妊娠数の増加,そして産科法医学的環境などが考えられる.
米国イェール大学で7年間(2003〜2009年),32,443例の生児出産が調べられた.この間,帝王切開率は26%から36.5%に50%増加したが,この50%の増加の原因は,初回帝王切開の増加だった.
米国イェール大学で7年間(2003〜2009年),32,443例の生児出産が調べられた.この間,帝王切開率は26%から36.5%に50%増加したが,この50%の増加の原因は,初回帝王切開の増加だった.
参考文献
ACOG PROLOG, Obstetrics, 第8版, #60, Labor dystocia, 2018年
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