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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科73巻8号

2019年08月発行

連載 Estrogen Series・183

学生の睡眠時間

著者: 矢沢珪二郎1

所属機関: 1ハワイ大学

ページ範囲:P.806 - P.806

文献概要

 朝の登校時間を遅らせ,授業時間の開始を遅くすることは,ティーンエイジャーにとってより良い夜間の睡眠をもたらす可能性がある.

 思春期においては,circadian rhythmが変化し,その睡眠と覚醒は,典型的にはより遅い時間帯にシフトする.その結果,思春期男女の覚醒・睡眠のパターンがしばしば社会的活動の時間帯とは一致しないという問題が起こり,米国における“思春期男女は毎晩10時間の睡眠が望ましい”という推奨とも一致しないことになる.

参考文献

New York Times. Later school start helped kids sleep more. Honolulu Advertised. 12/22/2018.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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