文献詳細
合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス
産科超音波検査の基礎編
文献概要
●超音波検査は行う者の力量/意識によって診断精度が変わるものである.妥協は間違った診断,方針決定につながるという意識をもつ必要がある.
●超音波ドプラは機器の調節により画像が大きく変化する.1つひとつの操作や調節のもつ意味を認識し,画像は自分で創り出すという意識が大切である.
●機器の調節を行ったにもかかわらず思い通りの画像が得られない場合は,超音波メーカーのスタッフに相談してみると解決する問題もある.
●超音波ドプラは機器の調節により画像が大きく変化する.1つひとつの操作や調節のもつ意味を認識し,画像は自分で創り出すという意識が大切である.
●機器の調節を行ったにもかかわらず思い通りの画像が得られない場合は,超音波メーカーのスタッフに相談してみると解決する問題もある.
参考文献
1)和田誠司 : 推定児体重算出のための正しい胎児計測法(BPD,FL,AC).正常が分かる胎児超音波検査(馬場一憲,他 編).pp89-92,文光堂,2016
2)甲子乃人 : 2章 原理と方式.超音波の基礎と装置.pp50-93,ベクトルコア,2018
3)甲子乃人 : 5章 ドプラ法.超音波の基礎と装置.pp118-165,ベクトルコア,2018
4)関塚正昭 : ドプラ周波数曲線(ドプラ血流波形)の評価.産科のための超音波ドプラ法(前田一雄 監訳).pp20-22,メジカルビュー社,1994
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