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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科74巻1号

2020年01月発行

文献概要

合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス 胎児疾患編

胎児脊椎管閉鎖障害

著者: 長瀬寛美1

所属機関: 1神奈川県立こども医療センター産婦人科

ページ範囲:P.120 - P.127

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●無頭蓋症は妊娠11週頃より診断可能である.BPD断面が描出できない場合は無頭蓋症を疑う.合併奇形や羊膜索の検索も行う.

●脳瘤をみつけたら,腎臓,多指,眼球,羊水過少の有無など他の合併奇形をチェックする.

●脊髄髄膜瘤の診断のきっかけはキアリ奇形から.特に脳室拡大とバナナサインから見つかることが多い.大槽の評価を妊娠中期にルーチンで行うことを勧める.

参考文献

1)D'Addario V, et al : Comparison of six sonographic signs in the prenatal diagnosis of spina bifida. J Perinat Med 36 : 330-334, 2008
2)山崎麻美,他 : 二分脊椎の胎児診断.小児外科41 : 658-664, 2009
3)Watson WJ, et al : The role of ultrasound in evaluation of patients with elevated maternal serum alpha-fetoprotein a review. Obstet Ginecol 78 : 123-128, 1991

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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