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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科74巻12号

2020年12月発行

連載 Obstetric News

骨粗鬆症(Ⅲ)診断①―骨密度測定部位は「腰椎“および”股関節」なのか?それとも「腰椎“または”股関節」なのか?

著者: 武久徹1

所属機関: 1武久レディースクリニック

ページ範囲:P.1296 - P.1298

文献概要

 文末にお示しする通り,腰椎と股関節の双方の骨折を減少させるという信頼できる科学的証拠がある骨粗鬆症治療薬があるが,腰椎骨折は減少できるが,股関節骨折を減少させる科学的証拠はない薬剤もある.したがって,骨折した場合に重大な予後に繋がる最も心配な部位(例 : 股関節と脊椎骨)の骨密度(BMD)を正確に測定すべきなのは当然である.

 今回は,筆者が診療の手引きにしているいくつかの学会の情報を提供させていただく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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