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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科74巻4号

2020年04月発行

文献概要

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル 婦人科編 Ⅰ.婦人科感染症・類縁疾患

硬化性苔癬・外陰潰瘍・Behçet病

著者: 藤田智子1 笹川寿之1

所属機関: 1金沢医科大学産科婦人科学

ページ範囲:P.11 - P.13

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処方のポイント

◆外陰部硬化性苔癬は副腎皮質ステロイド外用治療が第一選択となる.

◆外陰潰瘍は,原因がさまざまであり,各原因に応じた治療が必要となる.

◆Behçet病性外陰部潰瘍は,全身性炎症性疾患の徴候の1つであり,一般に副腎皮質ステロイド外用またはコルヒチンの内服が原則であるが,漢方薬の温清飲の内服も有効である.

参考文献

1)硬化性萎縮性苔癬 診断基準・重症度分類・診療ガイドライン.日皮会誌126 : 2251-2257, 2016
2)ベーチェット病の皮膚粘膜病変診療ガイドライン.日皮会誌128 : 2087-2101, 2018
3)性感染症・治療ガイドライン2016.日性感染症会誌27(suppl), 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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