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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科74巻4号

2020年04月発行

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

婦人科編 Ⅰ.婦人科感染症・類縁疾患

骨盤内感染症―子宮内膜炎・子宮付属器炎・骨盤腹膜炎

著者: 寺田貴武1 牛嶋公生1

所属機関: 1久留米大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.26 - P.28

文献概要

処方のポイント

◆セフェム系,βラクタマーゼ阻害薬配合ペニシリン,ニューキノロン系の抗菌薬を主軸に使用する.

Chlamydiaの関与が疑われる場合にはアジスロマイシンなどの投与を併用する.

◆子宮内操作直後など嫌気性菌の関与が強く疑われる場合は,メトロニダゾールを併用する.

参考文献

1)日本産科婦人科学会,他(編) : CQ110, 111 骨盤内炎症疾患の診断,治療.産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2017
2)JAID/JSC感染症治療ガイド・ガイドライン作成委員会(編) : 骨盤内炎症性疾患.JAID/JSC感染症治療ガイド2019.pp224-227,ライフサイエンス出版,2019
3)Centers for Disease Control and Prevention : 2015 Sexually transmitted disease treatment guideline. pp345-349, 2015
4)三鴨廣繁 : 産と婦79 : 345-349, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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