文献詳細
増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
婦人科編 Ⅱ.内分泌・不妊
文献概要
処方のポイント
◆機能性高プロラクチン血症やプロラクチノーマに対しては,ドパミンアゴニストによる薬物療法が第一選択となる.
◆薬剤性高プロラクチン血症の場合,原因となっている薬物を処方医に相談することなく休薬や薬剤変更を行うことは避けるべきである.
◆無症候性高プロラクチン血症の場合,マクロプロラクチン血症も念頭に置き,不必要な薬物療法は行わない.
◆機能性高プロラクチン血症やプロラクチノーマに対しては,ドパミンアゴニストによる薬物療法が第一選択となる.
◆薬剤性高プロラクチン血症の場合,原因となっている薬物を処方医に相談することなく休薬や薬剤変更を行うことは避けるべきである.
◆無症候性高プロラクチン血症の場合,マクロプロラクチン血症も念頭に置き,不必要な薬物療法は行わない.
参考文献
1)田坂慶一 : 産婦の実際59 : 1689-16931, 2010
2)三宅 侃 : 産婦の実際55 : 939-943, 2006
3)Melmed S, et al : J Clin Endocrinol Metab 96 : 273-288, 2011
4)プロラクチン(PRL)分泌過剰症の診断と治療の手引き(平成22年度改訂),2010 http://square.umin.ac.jp/kasuitai/doctor/guidance/prolactin_surplus.pdf
5)武谷雄二,他 : 産と婦70 : 830-843, 2003
6)日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会(編):産婦人科診療ガイドライン―婦人科外来編2017.日本産科婦人科学会,2017
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