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増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル 婦人科編 Ⅱ.内分泌・不妊
多囊胞性卵巣症候群
著者: 長谷川祐子1 岩瀬明1
所属機関: 1群馬大学医学部附属病院産科婦人科学教室
ページ範囲:P.72 - P.77
文献購入ページに移動◆挙児希望の有無にかかわらずBMI>25kg/m2の肥満がある場合は,まず減量やライフスタイルの見直しを行う.
◆妊娠を希望しない場合は,子宮内膜がん予防目的に黄体ホルモン療法やKaufmann療法を行い,定期的に消退出血を誘導する.
◆妊娠を希望する場合は,排卵誘発法としてクロミフェン療法が第一選択薬であり,クロミフェン抵抗性で肥満,耐糖能異常,インスリン抵抗性などがある場合にはメトホルミンの併用を考慮する.
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