icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科74巻4号

2020年04月発行

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

婦人科編 Ⅱ.内分泌・不妊

卵巣過剰刺激症候群

著者: 大場隆1 中村美和1

所属機関: 1熊本大学大学院生命科学研究部産科婦人科学講座

ページ範囲:P.78 - P.82

文献概要

処方のポイント

◆血管内脱水の補正と尿量の確保,および血栓塞栓症予防が治療の主体となる.

◆OHSSのほとんどは医原性であり,リスク因子を認識して個別化した排卵誘発法を選択することにより,OHSSを発症させないことが重要である.

参考文献

1)Delvigne A, et al : Hum Reprod Update 8 : 559-577, 2002
2)日本産科婦人科学会平成20年度生殖・内分泌委員会報告 : 日産婦会誌61 : 1138-1145, 2009
3)Varnagy A, et al : Fertil Steril 93 : 2281-2284, 2010
4)厚生労働省 : 重篤副作用疾患別対応マニュアル,卵巣過剰刺激症候群(OHSS).2011年3月
5)Tang H, et al : Cochrane Database Syst Rev 11 : CD008605, 2016
6)Mourad S, et al : Cochrane Database Syst Rev 1 : CD012103, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら