icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科74巻4号

2020年04月発行

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

婦人科編 Ⅲ.更年期・老年期

骨粗鬆症

著者: 佐々木浩1

所属機関: 1大阪医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.119 - P.121

文献概要

処方のポイント

◆閉経後の骨粗鬆症で更年期症状を呈する場合は,ホルモン補充療法を考慮する.

◆閉経周辺期で更年期症状を呈さない場合は,選択的エストロゲン受容体モジュレーターであるラロキシフェンやバゼドキシフェンを考慮する.

◆高齢者で大腿骨近位部骨折リスクの高い患者に対しては,ビスホスホネート製剤が第一選択薬である.

◆重症の骨粗鬆症の場合は,デノスマブ,テリパラチド,ロモソズマブを考慮する.

参考文献

1)骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会(編) : 骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版.ライフサイエンス出版,2015
2)Barrett-Connor E, et al : N Engl J Med 355 : 125-137, 2006
3)Sasaki H, et al : Oncogene 27 : 2737-2745, 2008
4)Mücke T, et al : J Craniomaxillofac Surg 44 : 1689-1693, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら