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増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル 婦人科編 Ⅲ.更年期・老年期
骨粗鬆症
著者: 佐々木浩1
所属機関: 1大阪医科大学産婦人科学教室
ページ範囲:P.119 - P.121
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◆閉経後の骨粗鬆症で更年期症状を呈する場合は,ホルモン補充療法を考慮する.
◆閉経周辺期で更年期症状を呈さない場合は,選択的エストロゲン受容体モジュレーターであるラロキシフェンやバゼドキシフェンを考慮する.
◆高齢者で大腿骨近位部骨折リスクの高い患者に対しては,ビスホスホネート製剤が第一選択薬である.
◆重症の骨粗鬆症の場合は,デノスマブ,テリパラチド,ロモソズマブを考慮する.
◆閉経後の骨粗鬆症で更年期症状を呈する場合は,ホルモン補充療法を考慮する.
◆閉経周辺期で更年期症状を呈さない場合は,選択的エストロゲン受容体モジュレーターであるラロキシフェンやバゼドキシフェンを考慮する.
◆高齢者で大腿骨近位部骨折リスクの高い患者に対しては,ビスホスホネート製剤が第一選択薬である.
◆重症の骨粗鬆症の場合は,デノスマブ,テリパラチド,ロモソズマブを考慮する.
参考文献
1)骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会(編) : 骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版.ライフサイエンス出版,2015
2)Barrett-Connor E, et al : N Engl J Med 355 : 125-137, 2006
3)Sasaki H, et al : Oncogene 27 : 2737-2745, 2008
4)Mücke T, et al : J Craniomaxillofac Surg 44 : 1689-1693, 2016
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