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増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル 婦人科編 Ⅲ.更年期・老年期
糖尿病
著者: 安井敏之1 遠藤逸朗23
所属機関: 1徳島大学大学院医歯薬学研究部生殖・更年期医療学分野 2徳島大学大学院医歯薬学研究部生体機能解析学分野 3徳島大学病院内分泌代謝内科
ページ範囲:P.132 - P.138
文献購入ページに移動◆糖尿病治療の基本は食事・運動療法と生活習慣の改善であり,患者個々の病態に合わせた生活指導を行う.
◆欧米ではメトホルミンが第一選択であり,わが国においても同薬の使用量は増加している.
◆わが国においては,単剤では低血糖リスクが低く体重に対する影響の少ないDPP-4阻害薬が第一選択として使用される頻度が高い.
◆インスリン抵抗性増大,インスリン分泌低下といった患者の病態を評価し,病態に合わせた血糖降下薬を選択し使用する.
◆インスリン依存状態および糖尿病性昏睡などインスリン治療の絶対的適応に加え,経口血糖降下薬を複数用いても良好な血糖コントロールが得られない場合ではインスリン導入を行う.
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