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文献概要
増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル 婦人科編 Ⅲ.更年期・老年期
肩こり・腰痛
著者: 岩佐弘一1
所属機関: 1イワサクリニック
ページ範囲:P.139 - P.141
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◆肩こりには薬物療法の効果が低い.NSAIDsの内服や外用薬,筋弛緩薬を用い,精神的要因が強い場合は抗不安薬を併用する.
◆日常生活に留意するほうが効果的である.睡眠時間や休憩・休息の確保などの疲労回復に向けた対応や,僧帽筋が持続的に収縮・牽引されないように姿勢の指導を行う.
◆腰痛の急性期には,NSAIDsの内服や外用薬,筋弛緩薬を用いて速やかな除痛を図り,痛みがあっても仕事を含め普段の活動を維持させる.
◆慢性化の治療および再発予防に運動療法を推奨する.NSAIDsの効果が乏しい場合には,痛覚過敏に有効な薬物を併用する.
◆肩こりには薬物療法の効果が低い.NSAIDsの内服や外用薬,筋弛緩薬を用い,精神的要因が強い場合は抗不安薬を併用する.
◆日常生活に留意するほうが効果的である.睡眠時間や休憩・休息の確保などの疲労回復に向けた対応や,僧帽筋が持続的に収縮・牽引されないように姿勢の指導を行う.
◆腰痛の急性期には,NSAIDsの内服や外用薬,筋弛緩薬を用いて速やかな除痛を図り,痛みがあっても仕事を含め普段の活動を維持させる.
◆慢性化の治療および再発予防に運動療法を推奨する.NSAIDsの効果が乏しい場合には,痛覚過敏に有効な薬物を併用する.
参考文献
1)小澤浩司 : 頸肩腕症候群.福井次矢,他(総編集) : 今日の治療指針2018.pp1077-1078,医学書院,2018
2)松平 浩 : 非特異的腰痛.福井次矢,他(総編集) : 今日の治療指針2018.pp1120-1122,医学書院,2018
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