文献詳細
増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
婦人科編 Ⅳ.腫瘍
文献概要
処方のポイント
◆子宮体がんの進行症例に対してはAP療法が標準治療であるが,進行症例では有効性・安全性からTAP療法やTC療法も考慮できる.
◆再発症例に対しては,患者の全身状態および前治療で使用された薬剤を考慮してAP療法,TC療法あるいは単剤療法を行う.
◆化学療法後に増悪した進行・再発症例に対してはマイクロサテライト不安定性(MSI)検査を行い,陽性であればぺムブロリズマブを投与する.
◆子宮体がんの進行症例に対してはAP療法が標準治療であるが,進行症例では有効性・安全性からTAP療法やTC療法も考慮できる.
◆再発症例に対しては,患者の全身状態および前治療で使用された薬剤を考慮してAP療法,TC療法あるいは単剤療法を行う.
◆化学療法後に増悪した進行・再発症例に対してはマイクロサテライト不安定性(MSI)検査を行い,陽性であればぺムブロリズマブを投与する.
参考文献
1)Thigpen JT, et al : J Clin Oncol 22 : 3902-3908, 2004
2)Fleming GF, et al : J Clin Oncol 22 : 2159-2166, 2004
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4)Nomura H, et al : Ann Oncol 22 : 636-642, 2011
5)Le DT, et al : Science 357 : 409-413, 2017
6)Marabelle A, et al : J Clin Oncol 38 : 1-10, 2020
7)Thigpen JT, et al : J Clin Oncol 17 : 1736-1744, 1999
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