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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科74巻4号

2020年04月発行

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

婦人科編 Ⅳ.腫瘍

子宮体がん―進行・再発

著者: 太田剛1

所属機関: 1山形大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.188 - P.190

文献概要

処方のポイント

◆子宮体がんの進行症例に対してはAP療法が標準治療であるが,進行症例では有効性・安全性からTAP療法やTC療法も考慮できる.

◆再発症例に対しては,患者の全身状態および前治療で使用された薬剤を考慮してAP療法,TC療法あるいは単剤療法を行う.

◆化学療法後に増悪した進行・再発症例に対してはマイクロサテライト不安定性(MSI)検査を行い,陽性であればぺムブロリズマブを投与する.

参考文献

1)Thigpen JT, et al : J Clin Oncol 22 : 3902-3908, 2004
2)Fleming GF, et al : J Clin Oncol 22 : 2159-2166, 2004
3)Hoskins PJ, et al : J Clin Oncol 19 : 4048-4053, 2001
4)Nomura H, et al : Ann Oncol 22 : 636-642, 2011
5)Le DT, et al : Science 357 : 409-413, 2017
6)Marabelle A, et al : J Clin Oncol 38 : 1-10, 2020
7)Thigpen JT, et al : J Clin Oncol 17 : 1736-1744, 1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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