文献詳細
増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
婦人科編 Ⅳ.腫瘍
文献概要
処方のポイント
◆プラチナ併用の化学療法として,パクリタキセル・カルボプラチン(TC)療法,ゲムシタビン・カルボプラチン(GC)療法,リポソーマル化ドキソルビシン・カルボプラチン(PLD-C)療法を検討する.
◆BRCA遺伝子変異にかかわらず,プラチナ製剤に奏効がみられた場合はオラパリブの維持療法を行う.その際のプラチナ製剤併用化学療法にはベバシズマブの併用は行わない.
◆胸腹水の貯留による症状が強い場合は,プラチナ製剤併用化学療法にベバシズマブを加えることを検討する.奏効がみられた場合には,ベバシズマブの維持療法を行う.
◆プラチナ併用の化学療法として,パクリタキセル・カルボプラチン(TC)療法,ゲムシタビン・カルボプラチン(GC)療法,リポソーマル化ドキソルビシン・カルボプラチン(PLD-C)療法を検討する.
◆BRCA遺伝子変異にかかわらず,プラチナ製剤に奏効がみられた場合はオラパリブの維持療法を行う.その際のプラチナ製剤併用化学療法にはベバシズマブの併用は行わない.
◆胸腹水の貯留による症状が強い場合は,プラチナ製剤併用化学療法にベバシズマブを加えることを検討する.奏効がみられた場合には,ベバシズマブの維持療法を行う.
参考文献
1)Parmar MK, et al : Lancet 361 : 2099-2106, 2003
2)Coleman RL, et al : Lancet Oncol 18 : 779-791, 2017
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4)Aghajanian C, et al : J Clin Oncol 30 : 2039-2045, 2012
5)Pujade-Lauraine E, et al : J Clin Oncol 28 : 3323-3329, 2010
6)Pujade-Lauraine E, et al : Lancet Oncol 18 : 1274-1284, 2017
7)Ledermann J, et al : Lancet Oncol 15 : 852-861, 2014
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