文献詳細
増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
婦人科編 Ⅴ.婦人科手術
文献概要
処方のポイント
◆悪性腫瘍手術を除く婦人科手術におけるSSI予防では,第1および第2セファロスポリン系薬剤の単回投与が推奨される.
◆患者の体重や腎機能により投与量および再投与の間隔を調整する.
◆以下の処方例の目的はあくまでもSSIの予防であり,すでに判明している感染創の対処は,その部位から検出される細菌に感受性のある薬剤を選択すること.
◆悪性腫瘍手術を除く婦人科手術におけるSSI予防では,第1および第2セファロスポリン系薬剤の単回投与が推奨される.
◆患者の体重や腎機能により投与量および再投与の間隔を調整する.
◆以下の処方例の目的はあくまでもSSIの予防であり,すでに判明している感染創の対処は,その部位から検出される細菌に感受性のある薬剤を選択すること.
参考文献
1)CDC : Guideline for the prevention of surgical site infection. 2017
2)日本化学療法学会,日本外科感染症学会 : 術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン.2016
3)Bratzler DW, et al : Surg Infect(Larchmt) 14 : 73-156, 2013
掲載誌情報