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増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル 産科編 Ⅰ.異常妊娠
妊娠高血圧症候群
著者: 成瀬勝彦1
所属機関: 1奈良県立医科大学産婦人科学教室
ページ範囲:P.253 - P.256
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◆疾患を治療する薬物療法はなく,対症療法が中心となる.根本的な治療は妊娠の終結のほかにない.
◆高血圧による合併症の予防,降圧による妊娠期間の延長と,子癇発作の予防が治療の目的となる.
◆使用できる降圧薬の種類が限られ,妊娠週数に制限があるものがある.
◆疾患を治療する薬物療法はなく,対症療法が中心となる.根本的な治療は妊娠の終結のほかにない.
◆高血圧による合併症の予防,降圧による妊娠期間の延長と,子癇発作の予防が治療の目的となる.
◆使用できる降圧薬の種類が限られ,妊娠週数に制限があるものがある.
参考文献
1)Wikström AK, et al : Am J Obstet Gynecol 205 : 454.e1-454.e8, 2011
2)Magee LA, et al : Pregnancy Hypertens 18 : 156-162, 2019
3)日本妊娠高血圧学会(編) : CQ3 妊娠高血圧症候群における降圧薬の選択とその使用法は? 妊娠高血圧症候群の診療指針2015.p.100,メジカルビュー,2015
4)Magee LA, et al : BJOG 123 : 1135-1141, 2016
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