文献詳細
増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
産科編 Ⅰ.異常妊娠
文献概要
処方のポイント
◆切迫早産は,妊娠22週0日から妊娠36週6日までの妊娠中に,規則的な子宮収縮が認められ,かつ子宮頸管の開大度・展退度に進行が認められる場合,あるいは初回の診察で子宮頸管の開大が2cm以上となっているなど,早産となる危険性が高いと考えられる状態をいう.
◆子宮頸管短縮は,経腟超音波断層法により,通常よりも子宮頸管が短縮している状態をいう.
◆子宮頸管無力症は,外出血や子宮収縮などの切迫流早産徴候を自覚しないにもかかわらず子宮口が開大し,胎胞が形成されてくる状態をいう.
◆切迫早産は,妊娠22週0日から妊娠36週6日までの妊娠中に,規則的な子宮収縮が認められ,かつ子宮頸管の開大度・展退度に進行が認められる場合,あるいは初回の診察で子宮頸管の開大が2cm以上となっているなど,早産となる危険性が高いと考えられる状態をいう.
◆子宮頸管短縮は,経腟超音波断層法により,通常よりも子宮頸管が短縮している状態をいう.
◆子宮頸管無力症は,外出血や子宮収縮などの切迫流早産徴候を自覚しないにもかかわらず子宮口が開大し,胎胞が形成されてくる状態をいう.
参考文献
1)Helenius K, et al : BMJ 367 : l5678, 2019
2)Shigemi D, et al : BMC Pregnancy Childbirth 19 : 204, 2019
掲載誌情報