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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科74巻4号

2020年04月発行

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

産科編 Ⅱ.妊娠関連疾患

感染性心内膜炎(予防)

著者: 兵藤博信1

所属機関: 1東京都立墨東病院産婦人科

ページ範囲:P.272 - P.275

文献概要

処方のポイント

◆感染性心内膜炎は妊娠期には稀であるが,発症すると重篤であり,抗菌薬の予防投与は,母体リスクにより考慮される.

◆産科処置だけでなく,歯科治療などが感染の機会となる.

◆人工弁や左右短絡路,チアノーゼなどのある心疾患を合併していると,リスクが高い.

参考文献

1)日本循環器学会/日本産科婦人科学会合同ガイドライン.心疾患患者の妊娠・出産の適応,管理に関するガイドライン(2018年改訂版).http://j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2018_akagi_ikeda.pdf
2)日本循環器学会ガイドライン.感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2017改訂版).http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2017_nakatani_h.pdf
3)日本産科婦人科学会,日本産婦人科医会 : 産婦人科診療ガイドライン―産科編2017.http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/gl_sanka_2017.pdf

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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