文献詳細
増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
産科編 Ⅱ.妊娠関連疾患
文献概要
処方のポイント
◆感染性心内膜炎は妊娠期には稀であるが,発症すると重篤であり,抗菌薬の予防投与は,母体リスクにより考慮される.
◆産科処置だけでなく,歯科治療などが感染の機会となる.
◆人工弁や左右短絡路,チアノーゼなどのある心疾患を合併していると,リスクが高い.
◆感染性心内膜炎は妊娠期には稀であるが,発症すると重篤であり,抗菌薬の予防投与は,母体リスクにより考慮される.
◆産科処置だけでなく,歯科治療などが感染の機会となる.
◆人工弁や左右短絡路,チアノーゼなどのある心疾患を合併していると,リスクが高い.
参考文献
1)日本循環器学会/日本産科婦人科学会合同ガイドライン.心疾患患者の妊娠・出産の適応,管理に関するガイドライン(2018年改訂版).http://j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2018_akagi_ikeda.pdf
2)日本循環器学会ガイドライン.感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2017改訂版).http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2017_nakatani_h.pdf
3)日本産科婦人科学会,日本産婦人科医会 : 産婦人科診療ガイドライン―産科編2017.http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/gl_sanka_2017.pdf
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