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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科74巻4号

2020年04月発行

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

産科編 Ⅱ.妊娠関連疾患

B群β溶血性レンサ球菌(GBS)感染症

著者: 鈴木大輔1 西郡秀和1

所属機関: 1福島県立医科大学ふくしま子ども・女性医療支援センター

ページ範囲:P.293 - P.295

文献概要

処方のポイント

◆B群β溶血性レンサ球菌(GBS)保菌妊婦には,分娩4時間以上前から抗菌薬投与を開始し,抗菌薬の血中濃度を維持することが,早発型新生児GBS感染症予防に有効である.

◆抗菌薬はベンジルペニシリンカリウムやアンピシリンナトリウムが推奨される.

参考文献

1)Matsubara K, et al : Infection 45 : 449-458, 2017
2)Verani JR, et al : MMWR Recomm Rep 59 : 1-36, 2010
3)日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会(編) : 産婦人科診療ガイドライン―産科編2020.CQ603 正期産新生児の早発型B群溶血性レンサ球菌(GBS)感染症を予防するめには? 2020
4)Glasgow TS, et al : Pediatrics 116 : 696-702, 2005
5)Chang B, et al : Jpn J Infect Dis 67 : 356-360, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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