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増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル 産科編 Ⅱ.妊娠関連疾患
A群β溶血性レンサ球菌(GAS)感染症
著者: 早田英二郎1 梅村なほみ1 中田雅彦1
所属機関: 1東邦大学医学部産科婦人科学講座
ページ範囲:P.296 - P.298
文献購入ページに移動◆溶連菌感染症に対してはペニシリン系抗菌薬が第一選択である.
◆妊産婦において「持続する下腹部痛」「性器出血」「子宮内胎児死亡」の所見がある場合は,劇症型A群溶連菌感染症へ移行するリスクが高いと考える.
◆初期対応時のquick SOFAで敗血症が疑われた場合は,早期に抗菌薬の全身投与を行う.
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