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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科74巻4号

2020年04月発行

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

産科編 Ⅳ.分娩の異常と処置

弛緩出血

著者: 松永茂剛1

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター産婦人科

ページ範囲:P.324 - P.326

文献概要

処方のポイント

◆弛緩出血の第一選択薬はオキシトシンであり,早期から適切な薬剤濃度に調節して投与を行う.

◆オキシトシンが使用できない,あるいは投与しても十分な効果が得られない場合には,メチルエルゴメトリンやプロスタグランジンF製剤の投与も考慮される.

◆上記2製剤は投与における副作用もあるため,母体合併症を確認したうえで投与することが必要である.

参考文献

1)Soltani H, et al : Cochrane Database Syst Rev(8): CD006173, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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