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文献概要
増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル 産科編 Ⅴ.産褥期の異常
乳腺炎・乳汁分泌抑制
著者: 坂巻健1
所属機関: 1東京都保健医療公社豊島病院産婦人科
ページ範囲:P.342 - P.344
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◆うっ滞性乳腺炎は,薬物療法は不要なことが多いが,葛根湯が有効との報告がある.
◆化膿性乳腺炎と診断されたら,速やかに広域ペニシリン系抗菌薬や第1・第2世代のセフェム系抗菌薬の投与を行う.
◆何らかの理由で乳汁分泌を止める場合,カベルゴリンやブロモクリプチンを投与する.
◆うっ滞性乳腺炎は,薬物療法は不要なことが多いが,葛根湯が有効との報告がある.
◆化膿性乳腺炎と診断されたら,速やかに広域ペニシリン系抗菌薬や第1・第2世代のセフェム系抗菌薬の投与を行う.
◆何らかの理由で乳汁分泌を止める場合,カベルゴリンやブロモクリプチンを投与する.
参考文献
1)Matheson I, et al : Acta Obstet Gynecol Scand 67 : 723-726, 1988
2)木下哲郎 : 産婦漢方研のあゆみ32 : 85-88, 2015
3)佐藤芳昭,他 : 産と婦50 : 1722-1727, 1983
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