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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科74巻4号

2020年04月発行

文献概要

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル 産科編 Ⅴ.産褥期の異常

乳腺炎・乳汁分泌抑制

著者: 坂巻健1

所属機関: 1東京都保健医療公社豊島病院産婦人科

ページ範囲:P.342 - P.344

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処方のポイント

◆うっ滞性乳腺炎は,薬物療法は不要なことが多いが,葛根湯が有効との報告がある.

◆化膿性乳腺炎と診断されたら,速やかに広域ペニシリン系抗菌薬や第1・第2世代のセフェム系抗菌薬の投与を行う.

◆何らかの理由で乳汁分泌を止める場合,カベルゴリンやブロモクリプチンを投与する.

参考文献

1)Matheson I, et al : Acta Obstet Gynecol Scand 67 : 723-726, 1988
2)木下哲郎 : 産婦漢方研のあゆみ32 : 85-88, 2015
3)佐藤芳昭,他 : 産と婦50 : 1722-1727, 1983

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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