文献詳細
増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
産科編 Ⅴ.産褥期の異常
文献概要
処方のポイント
◆うっ滞性乳腺炎は,薬物療法は不要なことが多いが,葛根湯が有効との報告がある.
◆化膿性乳腺炎と診断されたら,速やかに広域ペニシリン系抗菌薬や第1・第2世代のセフェム系抗菌薬の投与を行う.
◆何らかの理由で乳汁分泌を止める場合,カベルゴリンやブロモクリプチンを投与する.
◆うっ滞性乳腺炎は,薬物療法は不要なことが多いが,葛根湯が有効との報告がある.
◆化膿性乳腺炎と診断されたら,速やかに広域ペニシリン系抗菌薬や第1・第2世代のセフェム系抗菌薬の投与を行う.
◆何らかの理由で乳汁分泌を止める場合,カベルゴリンやブロモクリプチンを投与する.
参考文献
1)Matheson I, et al : Acta Obstet Gynecol Scand 67 : 723-726, 1988
2)木下哲郎 : 産婦漢方研のあゆみ32 : 85-88, 2015
3)佐藤芳昭,他 : 産と婦50 : 1722-1727, 1983
掲載誌情報