文献詳細
今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?
新生児スクリーニング
文献概要
●育児不安やストレスを軽減するために,退院時の指導は重要である.
●児の体重の増減を気にする母親が多く,体重の増減と哺乳量について説明する必要がある.
●黄疸の消長と便色について,特に便色の変化は胆道閉鎖症などの疾患の早期発見につながることがあるため,色の変化について説明しておく.
●児の日々の様子をみることが,発達の様子や,具合が悪いことの発見などにつながることを説明し,合わせてかかりつけ小児科医を決めておく必要性についても説明しておくとよい.
●児の体重の増減を気にする母親が多く,体重の増減と哺乳量について説明する必要がある.
●黄疸の消長と便色について,特に便色の変化は胆道閉鎖症などの疾患の早期発見につながることがあるため,色の変化について説明しておく.
●児の日々の様子をみることが,発達の様子や,具合が悪いことの発見などにつながることを説明し,合わせてかかりつけ小児科医を決めておく必要性についても説明しておくとよい.
参考文献
1)日本未熟児新生児学会(現・新生児成育医学会)医療提供体制検討委員会 : 正期産新生児の望ましい診療・ケア.日未熟児新生児会誌24 : 419-441,2012 http://jsnhd.or.jp/pdf/sinseijikea.pdf(2020年7月25日最終アクセス)
2)胆道閉鎖症早期発見のための便色カード活用マニュアル.平成23度厚生労働科学研究費補助金小児慢性特定疾患の登録・管理・解析・情報提供に関する研究.2012年3月https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-hoken/dl/kenkou-04-06.pdf(2020年7月25日最終アクセス)
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