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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科75巻1号

2021年01月発行

雑誌目次

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

著者: 髙橋俊文

ページ範囲:P.5 - P.5

 患者のヘルスリテラシー(医療情報へのアクセス)の向上により,患者の入手した情報と医療者の専門的な知識との間で齟齬が生じる場面が多く見られるようになっている.社会的な背景により女性の出産年齢が上昇し,その影響により不妊症・不育症患者が増加している.不妊症・不育症患者の増加により,生殖医療を専門としない“かかりつけ医”である産婦人科医師も,生殖医療に対する知識が求められている.しかし,生殖医療の進歩は産婦人科診療に中でも最も著しい分野であり,知識のアップデートを行う事は容易ではない.一方,患者サイドでは,インターネットを通じて,不妊症・不育症に関する情報の入手が容易になってきている.そのため,医師の説明がエビデンスに基づかないまたは不十分であると,患者は医療サイドに不信感を抱き,患者―医療者の良好な関係は構築できない.

 不妊症・不育症患者の治療に関する意思決定には,エビデンスに基づいた患者へのわかりやすい説明が重要である.医師は意思決定支援として“具体的な数字”を示して治療内容に関する説明を行うことが必要である.健康や医療の文脈において数量情報を理解し,意味づけ,活用する能力は“ヘルスニューメラシー(health numeracy)”と呼ばれている.検査結果の解釈や治療効率などに関して,具体的な数字を示して患者にわかりやすく説明する能力(ヘルスニューメラシーを用いたコミュニケーションスキル)は,今後の生殖医療従事者には必須である.

一般不妊治療 プレコンセプションケア

ライフスタイルと妊孕能

著者: 黒田恵司

ページ範囲:P.6 - P.12

●生活習慣のなかには妊孕能を低下させる因子があり,特に流産のリスクを上げる因子に,喫煙,アルコール,カフェイン,肥満,ストレスなどが挙げられる.

●流産率を1.5〜2倍に上げるリスク因子は,夫婦いずれかの10〜20本/日以上の喫煙,コーヒー2〜3杯/日分のカフェイン摂取,週2回以上のアルコール摂取,BMI>30kg/m2の肥満である.

●プレコンセプションケアとして生活習慣を見直し,改善することは妊孕能を上げるために重要である.

サプリメント摂取と妊孕性―葉酸,ビタミンDの有用性

著者: 太田邦明 ,   福田雄介 ,   片桐由起子 ,   髙橋俊文 ,   森田峰人

ページ範囲:P.14 - P.23

●プレコンセプションケアは,女性やカップルに対して将来の妊娠のための健康管理をし,健康状態を改善させることである.

●いくつかのコホート研究により,ビタミンDによる妊孕性維持・向上の有効性が証明されている.

●モノグルタミン酸型葉酸である葉酸サプリメントを効率よく摂取することで,妊孕性維持・向上が期待される.

●プレコンセプションケアは栄養だけでなく,社会・経済的背景も支援する必要がある.

不妊症に対する一般的な検査・治療

子宮卵管造影検査

著者: 茅原誠 ,   石黒竜也 ,   榎本隆之

ページ範囲:P.24 - P.31

●子宮卵管造影検査は不妊治療を実施するうえで必須の検査である.

●卵管通過性に関する特異度は比較的高い検査であるが,異常所見の評価が診断医により異なることがあり,正確な手技と評価法を知ることは重要である.

●造影剤の選択において,油性造影剤は,水溶性造影剤と比較して検査後の妊娠率が高い傾向にあるが,被検者の甲状腺機能低下への影響や長期体内残留などのデメリットもあることを理解する.

卵巣予備能の検査

著者: 小林未央 ,   岩瀬明

ページ範囲:P.32 - P.36

●卵巣予備能低下はdiminished ovarian reserve(DOR)と定義される.

●DORの指標として,FSHの上昇,AFCの低下,AMHの低下が挙げられるが,AMHは最も鋭敏な指標である.いずれの検査も主として卵の数を反映するものであり,卵の質に関しての評価を行うものではない.

●AMHは卵胞数を反映し,定量的に卵巣予備能を評価できる.生殖補助医療分野をはじめ,その臨床応用は多岐にわたる.

甲状腺機能検査(潜在性甲状腺機能低下症)

著者: 田村博史

ページ範囲:P.38 - P.42

●TSH値が基準値上限(4.0〜5.0μIU/mL)を超えた潜在性甲状腺機能低下症合併の不妊女性に対しては,LT4補充が推奨される.

●TSH値が2.5〜基準値上限(4.0〜5.0μIU/mL)については,必ずしも明確なエビデンスはないが,TSH値2.5μIU/mL以下を目標とした管理を考慮する.

●抗甲状腺抗体は甲状腺ホルモン分泌予備能の指標になるが,陰性であればLT4補充は必要ないとはいえず,甲状腺抗体の有無にかかわらず適切な管理を行う.

潜在性高プロラクチン血症

著者: 吉野修 ,   古江明子 ,   平岡毅大

ページ範囲:P.43 - P.48

●プロラクチン値は日常生活でも変動をきたすことから,潜在性高プロラクチン血症が不妊の原因となるかの判断は難しい.

●プロラクチン値の上昇は慎重に解釈すべきであり,ドパミンアゴニストなどの介入を行う場合,黄体機能不全や乳汁分泌など臨床症状の有無の確認が必要と思われる.

クラミジア感染症の検査

著者: 野口靖之

ページ範囲:P.49 - P.52

●クラミジア卵管炎は,治療後も卵管閉塞や癒着が残存するため卵管性不妊の原因になる.このため,不妊症治療を開始する前にクラミジアの現行感染を否定し,さらに既往感染の有無を把握する.

●現行感染の診断は,子宮頸管擦過検体から核酸増幅法によりクラミジアを検出し行う.また淋菌が重複感染するため,疑いがあればクラミジアと淋菌の同時検査が推奨される.既往感染の診断は,クラミジア抗体検査を行う.

●クラミジア抗体検査が陽性を示す不妊症例は,卵管性不妊症や卵管周囲癒着の存在を疑い,子宮卵管造影や腹腔鏡検査により卵管疎通性を確認することが推奨される.

性交および人工授精のタイミング

著者: 福原理恵 ,   横田恵 ,   横山良仁

ページ範囲:P.53 - P.57

●排卵日よりも1〜2日前の性交が妊娠率が高く,経腟超音波断層法による卵胞径モニタリングや尿中LH検査で排卵を予測し,タイミング指導を行う.

●AIHは,hCGをトリガーに使用する場合には,hCG投与後24〜40時間の間に施行する.トリガーを使用しない場合には,LHサージの翌日に行う.

特定の不妊原因に関する検査・治療

PCOS不妊女性に対する排卵誘発とメトホルミン療法

著者: 宮崎有美子 ,   白藤文 ,   玉村千代 ,   折坂誠

ページ範囲:P.58 - P.63

●肥満を伴う症例には,減量と運動を勧める.

●わが国における排卵誘発の第一選択薬はクロミフェンであり,レトロゾールには保険適用がない.

●メトホルミンの使用は,耐糖能異常を有する症例に限定すべきである.

●メトホルミンは排卵率と妊娠率を上昇させるが,生産率は上昇しない.

PCOS診断時のアンドロゲン測定

著者: 馬場剛

ページ範囲:P.64 - P.69

●アンドロゲン過剰の診断は主に血清テストステロンを用い,遊離テストステロンや硫酸デヒドロエピアンドロステロンも参考とする.

●テストステロン値は排卵周期により変動するため,卵胞期に測定することが望ましい.

●総テストステロン測定には免疫測定法も許容されるが,活性型アンドロゲン測定にはより信頼性のあるbioavailable testosteroneなどを参考とする.

視床下部・下垂体性排卵障害の診断と排卵誘発

著者: 金崎春彦

ページ範囲:P.70 - P.75

●低ゴナドトロピン性の中枢性排卵障害の場合には,クロミフェンは無効であることが多い.

●低ゴナドトロピン性の場合は,リコンビナントFSH製剤よりもLH含有ゴナドトロピン製剤のほうが排卵誘発に有効である.

●低ゴナドトロピン性の場合にはゴナドトロピン製剤の使用量は増加するが,ARTの治療成績には影響しない.

早発卵巣不全の治療

著者: 丸山哲夫

ページ範囲:P.76 - P.86

●早発卵巣不全では卵胞発育・排卵・妊娠・挙児の可能性はあるが,早発卵巣不全のサブタイプである早発閉経には,定義上その可能性はない.しかし,両者の鑑別は困難である.

●エビデンスのある早発卵巣不全の不妊治療は,現時点では卵子提供だけである.それ以外の早発卵巣不全の不妊治療は,いずれも十分なエビデンスはない.

●卵子提供以外の早発卵巣不全の不妊治療を行う際は,患者への十分な説明と情報共有を行うとともに,理解と同意を得たうえでの慎重な施行が求められる.

慢性子宮内膜炎の診断・治療

著者: 木村文則

ページ範囲:P.87 - P.93

●子宮内腔は無菌ではなく,細菌叢が存在する.その細菌に宿主が免疫学的に反応した持続的な軽微な炎症が,慢性子宮内膜炎と考えられる.

●慢性子宮内膜炎は,着床障害や反復流産の原因となりうる.

●慢性子宮内膜炎は,抗菌薬でその多くが治癒し,治癒後に着床障害は改善すると考えられる.

子宮内膜ポリープに対する治療

著者: 白澤弘光 ,   熊澤由紀代 ,   寺田幸弘

ページ範囲:P.94 - P.99

●子宮内膜ポリープは生殖医療の臨床において日常的に認める疾患であるが,不妊に関連する機序について明らかになっていないことがいまだ多い.

●子宮内膜ポリープの摘出方法については各国・各施設でさまざまな手法が選択されているが,子宮鏡直視下に使用可能なさまざまなデバイスが,近年,導入されはじめている.

●子宮内膜ポリープに治療的介入をする基準については,サイズ,個数,発生部位など議論が分かれており,今後,質の高いエビデンスの構築が望まれる.

卵巣チョコレート囊胞合併不妊の治療

著者: 谷口文紀

ページ範囲:P.100 - P.105

●卵巣チョコレート囊胞を有する不妊患者に対しては,疼痛が強いときや,自然妊娠を強く望むときには手術療法を考慮するが,画一的な治療方針を示すことは難しい.

●自然妊娠の成立には,子宮内膜症病変が卵管機能にどの程度影響を与えているかが重要となる.

●年齢とともに卵巣予備能は低下することから,ARTへの移行時期を逸することのないように配慮する.

精索静脈瘤の診断・治療

著者: 平松一平 ,   辻村晃

ページ範囲:P.106 - P.111

●造精機能障害の原因別内訳では精索静脈瘤が4割弱を占めている.精索静脈瘤により,精子数の減少,運動率の低下のみならず,精液の酸化ストレス上昇,精子のDNA断片化率の上昇が報告されている.

●近年,精索静脈瘤に対する術式は顕微鏡下低位結紮術で統一されつつある.手術により,約70%の患者で精子所見の改善が期待される.

●精索静脈瘤を有する非閉塞性無精子症患者においても,術後に射出精子を認める報告が散見される.

生殖補助医療

ART治療を受ける場合の児への影響

著者: 齊藤和毅

ページ範囲:P.113 - P.118

●ARTによる出生児の予後に関しては,ART治療による影響と,ARTを行った背景にある不妊因子による影響の双方を考慮する.

●ART妊娠では早産や低出生体重のリスクが高まるが,凍結融解胚移植に限っては出生体重は重くなる.

●ホルモン補充周期での凍結融解胚移植は,妊娠高血圧症候群や癒着胎盤のリスクが上昇する.

無精子症患者と染色体・遺伝子異常

著者: 宮本敏伸 ,   宇津野泰弘

ページ範囲:P.119 - P.123

●不妊症の原因が夫の無精子症に起因する場合は染色体検査が必須である.

●上記で異常を認めない場合には,Y染色体のAZF領域の欠失の有無の確認も同様に必須である.

●夫が遺伝学的異常を有する場合は,生まれてくる子のリスクを治療開始前に十分に説明することが重要である.

卵巣過剰刺激症候群の最近の予防方法

著者: 河野康志 ,   尾石友子 ,   楢原久司

ページ範囲:P.124 - P.132

●OHSSを発症しやすいハイリスク症例が存在するため,その患者背景を理解し,排卵誘発時には発症予防に留意する.

●OHSSの発症予防に有用な排卵誘発プロトコールや併用薬を知っておく.

●採卵後にもOHSSの発症予防や重症化対策に有用な薬剤があるので,その使用法やエビデンスを理解し,インフォームド・コンセントに役立てる.

PGT-Aの現状

著者: 佐藤剛

ページ範囲:P.134 - P.143

●PGT-Aにより胚移植あたりの妊娠率,生児獲得率に改善がみられることが報告されているが,症例あたりの有用性は示されていない.

●モザイク胚の存在はPGT-Aの解析精度に影響を与え,その取り扱いについては議論が続いている.

●近年,niPGT-Aに関する研究が盛んに行われ,その精度の向上や効果が報告されており,今後の普及と臨床への早期の導入が期待される.

●日本でのPGT-Aの多施設共同研究が現在進行中である.そのパイロット試験では,胚移植あたりの臨床妊娠率,生産率は,PGT-A群で改善がみられたが,症例あたりでは対照群と差がなかった.

ARTにおける新しい検査法

著者: 松林秀彦

ページ範囲:P.144 - P.149

●反復着床不全に対する検査として,胚因子としてはPGT-A,子宮(内膜)因子としては慢性子宮内膜炎,着床の窓,子宮(腟)フローラ,免疫,血液凝固,などがある.

●着床の窓は存在すると考えられ,現在日本で検査が可能なのは,スペインIgenomix社のERA検査と米国Cooper Surgical社のERPeak検査である.

●子宮および腟内フローラのメインキャストはラクトバシルスであり,遺伝子解析(16S rRNA)による検査が可能であるが,その臨床的意義については明らかではない.

不育症の検査・治療

不育症に対する血液凝固系検査―プロテインS欠乏症と第Ⅻ因子欠乏症について

著者: 藤田太輔 ,   大道正英

ページ範囲:P.150 - P.158

●プロテインSと第Ⅻ因子は不育症との関連性について不明な点が多く,不育症に対する血液凝固系検査として推奨されていない.

●プロテインS欠乏症合併妊娠と第Ⅻ因子欠乏症合併妊娠において,不育症の治療目的にアスピリンやヘパリンを投与すべきかどうかについては,確固たるエビデンスがない.

不育症患者に対するアスピリン療法

著者: 桑原慶充

ページ範囲:P.159 - P.164

●不育症患者が,国際基準を満たす抗リン脂質抗体症候群と診断された場合には,未分画ヘパリンを併用したアスピリン療法を行う.

●その他の不育症患者に対するアスピリン療法のエビデンスは確立しておらず,諸家の報告に基づくコンセンサスで行われている.

●治療の基準は今後エビデンスが蓄積されることで変化してゆく可能性があり,情報をアップデートしながら,柔軟に判断する必要がある.

不育症に対する免疫系検査の意義

著者: 福井淳史 ,   山谷文乃 ,   柴原浩章

ページ範囲:P.165 - P.172

●免疫系の異常は,不育症との間に弱い関連性は示されているものの,いまだ研究段階にある.

●不育症患者において抗核抗体,末梢血NK細胞活性,末梢血Th1/Th2比などの免疫系検査が行われているが,その結果の解釈,対応は慎重に行うべきである.

●免疫系の異常を有する不育症に対して,さまざまな治療が行われているが,いまだエビデンスとはなっておらず,さらなるデータの蓄積が必要である.

連載 Obstetric News

骨粗鬆症(Ⅲ)診断②骨粗鬆症性骨折部位―どの部位で骨密度を測定するか?

著者: 武久徹

ページ範囲:P.174 - P.176

疫学

 骨粗鬆症の発症は低骨量と微細構造の劣化に関係がある.2000年に世界中で推定900万人の骨粗鬆症性骨折があった.

 系統的レビューによると,世界各国の女性の年間の股関節骨折率は10万人あたり100人未満から約600人,脊椎骨折率は10万人あたり100人未満からほぼ1,400人だった.股関節骨折が最も多かったのはスカンジナビアの国で,脊椎骨折では韓国と米国であった.

臨床経験

当院における若年妊婦の動向

著者: 髙橋ゆう子 ,   武知公博

ページ範囲:P.177 - P.182

▶要約

【背景・目的】未成年の妊娠は経済的基盤や知識の不足から,育児困難と強く関連する.当院ではソーシャルワーカーの早期介入や児童家庭支援センター,保健所などとの連携を行っている.平成23年度から27年度に当院で分娩した妊婦のうち,分娩時19歳以下の妊婦を対象とし背景と周産期予後を検討した.

【結果】5年間の分娩数3,355例のうち上記妊婦は62症例,被虐待既往の症例が16.1%,精神疾患合併が11.7%,生活保護世帯が25.8%,健診未受診が11.9%,未婚が75.5%であった.早産は10%で,児は97%が自宅退院し,3%は乳児院へ,児童相談所の介入は8.4%であった.妊娠判明時,高校生が71%,中学生が4.8%で,在籍中の高校を卒業した事例はなかった.

【考察】若年妊婦は被虐待既往や,サポート不足,健診未受診,精神疾患の合併が多い.学校や行政と連携したサポート体制導入が今後の課題である.

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目次

ページ範囲:P.2 - P.3

読者アンケートのお願い

ページ範囲:P.186 - P.186

バックナンバー

ページ範囲:P.187 - P.187

次号予告・奥付

ページ範囲:P.188 - P.188

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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バックナンバー

76巻12号(2022年12月発行)

今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard

76巻11号(2022年11月発行)

今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?

76巻10号(2022年10月発行)

今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識

76巻9号(2022年9月発行)

今月の臨床 胎児発育のすべて―FGRから巨大児まで

76巻8号(2022年8月発行)

今月の臨床 HPVワクチン勧奨再開―いま知りたいことのすべて

76巻7号(2022年7月発行)

今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する

76巻6号(2022年6月発行)

今月の臨床 生殖医療・周産期にかかわる法と倫理―親子関係・医療制度・虐待をめぐって

76巻5号(2022年5月発行)

今月の臨床 妊娠時の栄養とマイナートラブル豆知識―妊娠生活を快適に過ごすアドバイス

76巻4号(2022年4月発行)

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

76巻3号(2022年4月発行)

今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する

76巻2号(2022年3月発行)

今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処―流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療

76巻1号(2022年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科医が知っておきたい臨床遺伝学のすべて

75巻12号(2021年12月発行)

今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?

75巻11号(2021年11月発行)

今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際

75巻10号(2021年10月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術

75巻9号(2021年9月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術

75巻8号(2021年8月発行)

今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識

75巻7号(2021年7月発行)

今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために

75巻6号(2021年6月発行)

今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応

75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

75巻4号(2021年4月発行)

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

75巻3号(2021年4月発行)

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

75巻2号(2021年3月発行)

今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?

75巻1号(2021年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

74巻12号(2020年12月発行)

今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法

74巻11号(2020年11月発行)

今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

74巻9号(2020年9月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?

74巻8号(2020年8月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅰ)―どんなときに小児科の応援を呼ぶ?

74巻7号(2020年7月発行)

今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋

74巻6号(2020年6月発行)

今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ

74巻5号(2020年5月発行)

今月の臨床 エコチル調査から見えてきた周産期の新たなリスク要因

74巻4号(2020年4月発行)

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

74巻3号(2020年4月発行)

今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する

74巻2号(2020年3月発行)

今月の臨床 はじめての情報検索―知りたいことの探し方・最新データの活かし方

74巻1号(2020年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス

73巻12号(2019年12月発行)

今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤

73巻11号(2019年11月発行)

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

73巻10号(2019年10月発行)

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

73巻9号(2019年9月発行)

今月の臨床 産科危機的出血のベストマネジメント―知っておくべき最新の対応策

73巻8号(2019年8月発行)

今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!―漢方診療の新しい潮流をふまえて

73巻7号(2019年7月発行)

今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか

73巻6号(2019年6月発行)

今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺

73巻5号(2019年5月発行)

今月の臨床 妊婦の腫瘍性疾患の管理―見つけたらどう対応するか

73巻4号(2019年4月発行)

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

73巻3号(2019年4月発行)

今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識

73巻2号(2019年3月発行)

今月の臨床 NIPT新時代の幕開け―検査の実際と将来展望

73巻1号(2019年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 エキスパートに学ぶ 女性骨盤底疾患のすべて

72巻12号(2018年12月発行)

今月の臨床 女性のアンチエイジング─老化のメカニズムから予防・対処法まで

72巻11号(2018年11月発行)

今月の臨床 男性不妊アップデート─ARTをする前に知っておきたい基礎知識

72巻10号(2018年10月発行)

今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント─成因から管理法,母児の予後まで

72巻9号(2018年9月発行)

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

72巻8号(2018年8月発行)

今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法

72巻7号(2018年7月発行)

今月の臨床 完全マスター! 妊娠高血圧症候群─PIHからHDPへ

72巻6号(2018年6月発行)

今月の臨床 がん免疫療法の新展開─「知らない」ではすまない今のトレンド

72巻5号(2018年5月発行)

今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

72巻4号(2018年4月発行)

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

72巻3号(2018年4月発行)

今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線

72巻2号(2018年3月発行)

今月の臨床 ホルモン補充療法ベストプラクティス─いつから始める? いつまで続ける? 何に注意する?

72巻1号(2018年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール

71巻12号(2017年12月発行)

今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識

71巻11号(2017年11月発行)

今月の臨床 遺伝子診療の最前線─着床前,胎児から婦人科がんまで

71巻10号(2017年10月発行)

今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで

71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

71巻5号(2017年5月発行)

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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